アイデア,メモ

集団リハビリのアイデアを量産させる方法はメモにある!

こんにちは、「集団プレリハ」管理者のかものはしです。

かものはし
日頃、メモを取ることで企画力を養っていきましょう!

今回学習する内容にあたり参考にした本は、あさ出版 高橋普平の「一生仕事で困らない規格のメモ技」です。

集団リハビリを企画する前に様々な情報を集めなければなりませんが、司会者が一方的に伝えたいことで進めるのではなく、参加者が欲しがっている話や運動を伝えなければいけません。

数多くの実施を行っていく場合、ネタ切れになったりしてマンネリ化していくこともあるかと思います。

その改善を行うために、企画する前からヒントとなるネタを探す方法「メモをとる」について、今から説明していきたいと思います。

企画作りの材料となる「ネタ」を集める方法

「欲しいと思うものごと」をメモする

企画をする際、思いつく限り時間を割いて考えることや本やインターネットで調べる方法があります。自分の頭で考え抜く方法はどうしても同じようなものが浮かんだり、考え出しても答えが見つからず時間だけ過ぎることもあります。

本やインターネットで検索するのも良いが、他者と同じ企画に似たようなものしか出てこないものです。私自身もYou Tubeなどの動画を見て良さそうなものがあれば運動メニューに追加している。そうすると周囲の人から「何となく見たことがある」と言った印象を持たれたような気になることがある。

その問題を解決するために企画の材料になりそうな情報や思い付きなどをメモに書く習慣が必要になります。

ここでは「新しい物事」「変わっている物事」「何だかおもしろそうな物事」を書くのではなく、自分にとって「欲しいと思う物事」を書いていくそうです。

単に「これをしたら面白そう」「新しいから取り入れよう」といった単純な企画になりそうですが、「これは絶対に取り入れなきゃダメだ」と感じることで企画が上手に運ぶそうです。

あらゆる方法でネタを見つける

先ほど本やインターネットで検索することも上げたが、それ以外でも生活の中で感じたことや人とのコミュニケーションで興味を持ったことをメモすることも大事であす。

「かけ合わせメモ」でアイデアを量産する方法

アイデアは質より量を重要視する

企画は急に作るのではなく、先にアイデアを考える。日頃書いていた大量のメモから良いアイデアを選びます。

「良いアイデアを出したい」と意識してしまうと「〇〇〇だから、このアイデアはダメだろう」と引き出す発想が出せなくなってしまう。もし、「ダメなアイデア」があったとしても視点を変えてみることで「良いアイデア」や「新しいアイデア」に出会える可能性があります。

いつも良いアイデアが見つかるとは限らないので、良い質より大量のアイデアを出したほうが良い。

アイデアは「お題」×「ネタ」で作る

例えば、新しい集団グループを作成しなければならないとします。

この場合のお題は「集団グループ」である。ネタ帳を書いていくには、「腰痛を軽減したい」「肩凝りを軽減したい」「尿失禁をなくしたい」など聞き手に興味を持たれそうなネタが挙がってくると思われます。

ここで、お題と掛け合わせ、「腰痛体操を目的としたグループ」というアイデアが1つ出来た。

この集団グループは男女を考慮しないアイデアですが、女性をターゲットにするのであれば、「尿失禁対策を目的としたグループ」とすれば、女性向けのグループ傾向を作り出すことが出来ます。

「お題」と「ネタ」の掛け合わせで注意すべきことは、「お題」に対して「ネタ」をあえて選ばないということです。

何故なら、関連ネタを選ぶと視野が狭くなり、ありきたりなアイデアしか浮かばなくなるからです。

ランダムな単語からアイデアを量産する

「お題」と「ネタ」で作られたアイデアに規則性のない言葉をかけ合わせる方法があります。

既存の新しいパターンの組み合わせを片っ端から試していくことで、思いがけぬアイデアが生まれることがあります。

例えば、「参加すると参加証がもらえるお茶」のアイデアがあった場合、それをお題として置き換える。次に無意味に思いつく言葉を書きだし、その言葉とお題をかけ合わせます(試しに言葉は「テレビ→ニュース」とします)

最終的に完成したアイデアは「参加するとニュースを見せてくれるお茶」です。

今回の結果、何とも掴めないアイデアになってしまいました。

ですが、このように自分でも思いつかなかったアイデアを作り出すことが出来ます。何度も繰り返すことで「良いアイデア」に出会える可能性があります。

企画にしたいアイデアを選び出す3つのフィルター

ここまでたくさんアイデアが出たと思いましたが、多くは使えそうもないアイデアばかりだと思います。先ほども話しましたが、質より量を選んだのでそれなりの結果です。

そして、次にすることは数多くのアイデアから企画へと導けるものを選ぶ作業です。

本書ではアイデアを選び出す3つのフィルターがあると書かれています。

 

  • 企画のイメージが具体的に見えるかどうか
  • 自分が欲しいと思うかどうか
  • 自分以外にその企画を聞いてその反応速度を確認すること

アイデアを企画へと練り上げる方法

企画,手書き

「三角形メモ」で企画のバランスを整える

「良いアイデア」が出たら次は実現可能な企画を作成していきます。

本書では三角形メモというフレームワーク「何を(提供価値)」「誰に(ターゲット顧客)」「いくらで(利用コスト)」を使用しています。書き方は三角の上部に「何を」、右下に「いくらで」、左下に「誰に」と記入していきます。アイデアを深堀りしていくためには手書きで書いていくほうが良いそうです。

集団リハビリで企画段階を考えると「いくらで(利用コスト)」は考えにくい場合もあるので、「どのように(提供手段)」と視点を変えることで分かりやすくなるのではないかと思います。

 

例として、集団リハビリ企画「尿失禁対策を目的としたグループ」に当てはめて説明します。

はじめは「何を」と「誰に」であるが、本当に参加者にとって集団リハビリの内容が「良いもの(参加したい)」と思うものか考えていきます。

年配になってくるとトイレが近くなってきたり失敗回数も増えてきます。簡単な運動メニュー(例えば骨盤底筋トレーニングなど)を提供することで改善方法を図り、少しでも苦痛を和らげること。尿失禁に悩んでいる女性をターゲットとします。

先ほど挙げた簡単な運動メニューで改善を図れるというポイントは大きな価値提供だと思われます。

 

次に「何を」と「いくらで(どのように)」です。

先ほど話した骨盤底筋トレーニングをどのようにターゲットに伝えていくか決めます。実際にベッドやマット上で行ってもらう体験型が分かりやすく効果的です。もし、会場環境などの問題があれば、スライドの動画視聴やアシスタント実施の見学などの別の方法を考えます。

 

最後に「誰に」と「いくらで(どのように)」です。

本当にターゲットがその方法を自宅でも実践してくれそうか考えます。集団リハビリに参加しただけであとは忘れてしまうのでは持続性がないので、自宅でも継続してくれそうな方法(例えば別紙で練習方法をまとめるなど)を考えてみます。

企画の一番の価値=「大トンガリ」を作る

上記で話した三角形メモの「何を」の部分には企画した一番の提供価値を書きます。

その企画に欲しいと思った理由になる要素を幾つか挙げていき、その中で一番強い要素が「大トンガリ」と呼びます。

欲しいと思う理由はたくさん出てきても「大トンガリ」1つに絞る理由は、相手に複数の情報を渡して混乱しないように、1つにしたほうが伝わりやすいからだそうです。

あえて、大トンガリ以外の「売り」はここでは隠したほうが良いということです。

例えば、集団リハビリで「売り」とは「参加を促す」と考えています。参加した利用者が満足で帰ってもらったら、周囲の方にも伝わりやすく、次回実施の際、より多くの参加者を募らせることが見込めるからです。