ストレス,軽減方法

「集団リハビリなんて怖くない!」人前で緊張しない方法

こんにちは「集団プレリハ」管理者のかものはしです。

かものはし
緊張することで十分にパフォーマンスを発揮させることは出来ません

今回学習する内容にあたり参考にした本は、大和書房出版 森下裕道の「人前であがらずに話す方法」です。

集団リハビリは名前の通り「多くの人前、集団」でリハビリテーションを行っていかなければなりません。声が裏返ってしまう、話の内容を忘れてしまったなど、進行を行う上でデメリットは大きいです。私もですが、「人前で話すのは苦手だ」という認識を持っている人は多いのではないでしょうか。

「回数を熟せば慣れる」「相手をカボチャと思え」など克服精神論などあるが、それでは一向に改善は望めません。この本では「人前で緊張する原因」と「本当に実践できること」を書かれています。

本に書かれていることを踏まえ、集団リハビリを実践する上で、人前で緊張しない方法として説明していきたいと思います。

人前で上がらなくなる方法は1つしかない

「見ている側」になれば緊張しない

人前で緊張する人は緊張しない人と比べて、「いつも見られている」と実感していると書かれています。例えば就職活動の面接官は「見ている側」なので緊張はしていません。

例えば、集団リハビリの場合、常に「見られている側」の立場のため、いかに「見ている側」を作り出すかが重要になってきます。

 

「見られている側」ではなくても、「見ている側」として意識を向けてみましょう。

例えば集団リハビリを始める前に「(よく参加してくれる人など)今日も参加して頂いてありがとうございます」「(名前が分かれば)今日は雨が降っていましたね、服は濡れませんでしたか?」と声掛けをしてします。

 

自分だけではなく少なからず聞き手も緊張していることもあるので、すぐ返答してくれそうな方に振るとその場の雰囲気も和むことが期待できます。その方にスポットを当て話を持っていき、周りの参加者にもその人に意識を向けます。

そうすることで「見られている側」から「見ている側」を作ることが出来ます。

目をそらすと逆に緊張する

集団リハビリの参加人数が多くなると一気に視線が気になるので、目を逸らしたい気持ちになったことはないでしょうか。

これは私の主観ですが、年配層ほど真剣に目を合わそうとしてくる方が多いです。真剣に話を聞いてくれることはありがたい話ですが、時々目を逸らしたくなることもあります。

このような状況がいつもあるとは限りませんが、基本的には視線を逸らすことでかえって緊張を増幅させてしまむので避けたほうが良いです。

では、どのように対処すればいいのでしょうか?

「自分視点」ではなく「相手視点」で考える

人前ですぐ緊張してしまう人は先ほどの「見られてる側」に居ることもですが、「自己中心的に考えている人が多い」と書かれいます。「上手く話したい」「頭が良い人にみられたい」そんなことを考えていませんか。逆に「失敗したくない」「変な人だと思われたくない」などネガティブイメージを持っていませんか。

これらの考え方は全て自己中心的な考えであり、聞き手のことを考えていません。

「どうすれば興味を引き出せば良いのか」「集団リハビリに参加してくれてありがとう」と聞き手のことを考えることが必要です。

それではもう少し「見ている側」になるためのトレーニングを行っていきましょう。

「見ている側」になるためのトレーニング

見る力,トレーニング

相手の長所を探しながら「観る」

上記でも話しましたが、集団リハビリを行う際はどうしても司会側になるので「見られている」意識が高くなってしまいがちです。

そのため日頃の生活場面でもトレーニングが必要になってきます。この方法は1日で身につくものではなく、得意な人もいれば不得意な人もいます。

観察する癖が大事であり、ただ人を漠然として「見る」のではなく、人間観察を行うことに近いイメージです。

人に会うときは「相手の長所」や「ほめることで喜ぶポイント」を探します。人はどうしても短所から入ってしまいがちなので練習は必要です。

心と身体の外において視野を広げてみる

緊張すると視野が狭くなり、自分の目の前の出来事しか見えなくなる傾向があります。それを防ぐため、はじめに場所の様子をよく観察することが必要です。

集団リハビリを行う前なら、会場の広さ、今日の参加者人数、協力してくれるスタッフ数を把握しておくことが必要です。「心」に余裕があれば数多くのプログラム計画から柔軟な対応をすることが出来ます。

「その場に吞まれない」ように、実施する環境を理解しておくことで、さらに周囲のことに気を配ることが出来ます。

「目」に注目をおいたトレーニング

目と身体の部位として観察する

人前で緊張してしまう方に「相手の眉のあたりを見て話そう」と書かれていることが多いが、相手の目を見て話すのが効果的です。

どうしても相手の目を見て話せない人は、「相手の目を観察する」意識します。目を感じ取るという訳ではなく、瞬きや眼球運動を観察するなど、単なる身体のパーツの1つとして見ていく方法です。

集団リハビリであれば多くの人が参加しているため、観察しやすい人をターゲットとして観察する方法が良いかと思います。あまりにも長く行うと聞き手がプレッシャーを持ってしまう可能性があるので、途中で人を変えるなど臨機応変に行っていきましょう。

相手の考えを読むには「目線の動き」に注意する

だんだんと相手の目の動きを見れるようになったら、次は目線の動きを観察してみましょう。どこを見るのかは人それぞれですが、人は良い考えが浮かんだときは目線は左上に動き、悪い考えが浮かんだとき目線は右下を向くことが多いです。

はじめはそこまで見ることは難しいことだと思いますが、慣れてくると話をしたとき、聞き手の目線の方向で考えていることが分かるようになってきます。

例えば、集団リハビリを行っているときなど話題を振った時、興味を持って聞いてくれているのか、目線を見ることが1つの判断材料となります。「興味を持っていなそうだな」と感じたら、話を変えれば良いことです。

今感じている緊張を1/3に抑える

「いつもの自分」から抜け出してみる

大きなことはしなくても些細なことを積み重ねていきます。例えば、あまりいつも話さない人にコミュニケーションを図り、上記で話した「見ている側」を意識してきます。

はじめは難しいことだと思うので身近な人から行っていき、あまり関わりがない人へ難易度を上げていきます。参加人数も少数団の発表から大集団へと自分が出来たことを増やしていき、達成感を積み重ねていきましょう。

実際の緊張はほとんど大きくない

緊張しやすい人は「実際に起きている緊張」に加えて「過去の体験やトラウマからくる緊張」「勝手に想像してつくった未来の不安から来る緊張」を加えていると書かれてます。

今起きている緊張はある程度感じることは仕方ないかもしれない。ただ、実際には起きていないのに「どうしよう」と考えていてはいつまで経っても緊張を開放することは出来ない。

過去のトラウマに関しては「何故そのようになったのか」を具体的に文章化してみる。その時の状況や気持など原因を突き止めることで「またやってしまうかも」という恐れを無くすことが出来ると思います。

自分で理解できなければ、人前で話すことが多い人に相談することも必要です。今後予定が決まっているものであれば、その計画内容と一緒自分が考えている方法を話してみましょう。そのほうが抽象的な質問より具体的なアドバイスを貰える可能性が高いです。